Home > Archives > 2011-08

2011-08

Garrard(ガラード) Model 301 オイルスピンドル仕様 オーバーホール・システムアップ S:不明


Garrard(ガラード) Model 301のオーバーホールと、当店製作のキャビネットを用いてのシステムアップでお預かりしました。

症状
 回転スタート時の立ち上がりが遅い

所見
 製品銘板が無いため、出所不明の物です。
 スピンドルのオイル劣化により、回転が重くなっています。
 モーターの回転スタート時の立ち上がりが遅くなっています。
 運送用モーター固定金具が有りません。
 アイドラの滑りがひどい状態です。
 内部の油汚れが酷く、メッキ剥がれも多数発生しています。
 スピンドル抜け防止用のリングが未装着

処置
 オーバーホール
  モーターオーバーホール
  スピンドルオーバーホール(抜け防止リング取り付け)
  ノイズサプレッサー交換
  ブレーキパッド交換
  トランスミッションマウントゴム交換(3個)
  モーターサスペンションダンプゴム交換(6個)
  ベースマウントゴム交換(4個)
  運送用モーター固定金具取り付け
  全パーツ取り外しクリーニング(金属パーツはエポキシ樹脂コーティング処理)・組み立て調整・グリスアップ

 銘板が無く、部品も取り付けられていない物が有る等、手元に有った部品を寄せ集めていい加減に組まれています。某有名ガラード専門店で購入されたようですが、銘板が無い物は、怏々としてこの様な物が多いです。

 油汚れが酷く、洗浄に非常に時間を費やしました。モーターの回転が重たいのは、モーター軸受けの中心出しが出来ていないものと思われます。オーバーホール時のクリーニングと注油、モーター軸受けの中心出しで正常に戻っています。

 アイドラの滑りは、滑り止め処理を施す事により、無くなっています。

 スピンドルオーバーホールの際に、取り付けられていなかった抜け防止のリングを取り付けています。また、オイルの劣化がかなり進んでいて、水の様にサラサラになっていました。きれいに洗浄して、新しいオイルを充填しています。これにより、スムースに軸が回転するようになりました。

 以上の処置で、回転スタート時の重さは無くなり、スムースにターンテーブルが回っています。

 回転スタートが遅いとどうなるでしょうか?スタートが遅い理由として、モーター自体のトルクが無い、スピンドルの回転が重い、アイドラが滑っている等です。ターンテーブルを回す力が減少している状態です。針を下ろすと、マクロ的ですがレコードを正確に回す事が難しくなり、瞬間的に回転が落ちます。ターンテーブルの慣性力では補いきれません。音の立ち上がりが悪く、情報量が減少してしまうと考えられます。

 今回は、当社オリジナルのキャビネットを使用してのシステムアップを行っています。厳選したスタビライザーと、制震合金を使用したマウントを使用したキャビネットで、このターンテーブルの魅力を引き出しています。

 可能な限り、オリジナルの状態に戻しています。今回の処置で、今後永らくご使用いただけます。

 当店ではGarrard 301/401の今後も安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、Garrard 301/401のメンテナンスをご検討中の方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08635-5-1133
:メール:ootsuka@giga.ocn.ne.jp
─────────────────────────────────────────────

Garrard(ガラード) 301 オイルスピンドル仕様 オーバーホール S:38145


Garrard(ガラード) 301 オイルスピンドル仕様をオーバーホールにてお預かりしました。

症状
 回転スタート時の立ち上がりが遅くなっています。通常では、33 1/3rpm時には1回転以内に立ち上がるのですが、この商品は2.5~3回転ほどかかっています。その他、特に以上は有りません。金属部品のメッキが剥がれている物が多いのですが、この商品は剥がれが少なく、良い状態と言えます。

所見
 スピンドル軸とその軸受けが、401用の部品に変わっています。スピンドル内部のオイルが劣化し、ヘドロ状になっていて、回転が非常に重くなっています。
 モーター軸の軸受けがドライ状態で、オイルが全く塗布されていません。その為、回転が非常に重く、ゴリゴリといった感触が有ります。
 ノイズサプレッサーが汎用品に交換してあります。効果が不明ですので、純正品に交換です。
 アイドラの滑りが過大です。

処置
 オーバーホール

処置内容
 モーターオーバーホール
 スピンドルオーバーホール(軸・軸受け301用に交換)
 ブレーキパッド交換
 トランスミッションマウントゴム交換(3個)
 モーターサスペンションダンプゴム交換(6個)
 ベースマウントゴム交換(4個)
 アイドラ交換
 全パーツ取り外しクリーニング(金属パーツはエポキシ樹脂コーティング処理)・組み立て調整・グリスアップ

 見た目は綺麗ですが、回転系の整備が全く出来ていませんでした。クリーニング・油脂類の塗布で正常な状態に戻っています。

 アイドラの滑りが有り、滑り止め処理を行いましたが、処理中にゴムが破れてしまい、使用出来なくなりました。使用されていたアイドラは復刻品で、純正品とはゴムの種類が異なっているのと、ゴムの劣化が進んでいたものと思われます。アイドラは純正品と交換しています。

 スピンドル軸・軸受けが401用の部品でしたので、純正品に交換しています。スピンドル内部にヘドロ化したオイルが固着していました。クリーニングに手こずりましたが、綺麗に取り除き、新しいオイルを充填しています。

 モーターオーバーホール、スピンドルオーバーホール、アイドラの交換で、回転の立ち上がりが改善されました。33 1/3rpmで、1回転前後で立ち上がり、回転もなめらかになっています。

 今回のオーバーホールで、今後長期に渡りご使用出来ます。

 当店ではGarrard 301/401の今後も安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、Garrard 301/401のメンテナンスをご検討中の方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08635-5-1133
:メール:ootsuka@giga.ocn.ne.jp
─────────────────────────────────────────────

Home > Archives > 2011-08

Tag Cloud
PR
メタ情報

Return to page top