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2012-08

Garrard (ガラード) Model401 オーバーホール S:14432


Garrard (ガラード) Model401のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
 スピンドルの軸受け・スタイラスパッド摩耗多い
 アイドラの滑り大
 ストロボ点灯せず
 モーター固定金具Eリング無し

処置
 アイドラリビルト品に交換
 ストロボネオンランプ交換
 スピンドル軸受け・スタイラスパッド当社オリジナルパーツに交換
 オーバーホール
  モーターオーバーホール
  スピンドルオーバーホール
  ノイズサプレッサー交換
  ブレーキパッド交換
  トランスミッションマウントゴム交換(3個)
  モーターサスペンションダンプゴム交換(6個)
  ベースマウントゴム交換(4個)
  全パーツ取り外しクリーニング(金属パーツはシリコンコーティング処理)・組み立て調整・グリスアップ

金属部品のメッキ剥がれや錆が非常に少ない、全体的に綺麗なModel401です。
以前にメンテナンスを実施された時だろうと思いますが、グリスが不必要な箇所にベットリと塗布されていました。不必要なグリスは時間と共に汚れを呼び、劣化が早く進みます。今回のオーバーホール時に可能な限りクリーニングを行い、必要な箇所をグリスアップしています。

スピンドル軸受け・スタイラスパッドの摩耗が進んでいて、軸とのガタが非常に大きくなっていました。プラッタ両端で、1mm以上上下しています。ここは、この商品のキモになる箇所の一つです。
当社オリジナルのオイレス#300を用いた部品と交換し、当たりを取るために約1週間のエージングを行っています。これにより、スピンドルがガタ無くスムースに回転しています。

ストロボが点灯していませんでしたので、ネオンランプ(同等品)を交換しています。

モーター固定金具を取り付けているボルトのEリングが無くなっていました。無くても動作や音質には関係有りませんが、取り付けて有る部品が無いのは、気持ちの良い事では有りませんし、ボルトを回しすぎて固定金具が外れてしまう事も考えられます。純正同等品を取り付けています。

今回の商品で気になった事は、スピンドル軸受けとモーター軸受けの摩耗のアンバランスです。モーター軸受けは上下共にガタが無く、非常に良い状態でしたが、スピンドル軸受けは大きなガタが発生しています。普通で有れば、モーター軸受けの下部とスピンドル軸受けの摩耗具合は、経験上大体同等かモーター軸受けの下部の方が進んでいます。当店に入荷する以前にモーターを交換しているか、部品を寄せ集めて商品に仕上げているかでしょう。前者で有ることを祈ります。

今回のオーバーホールで、ガラード401らしい音質を取り戻していますので、安心して長期間音楽に浸っていただけると確信します。

当店ではGarrard 301/401の今後も安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、Garrard 301/401のメンテナンスをご検討中の方、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
:メール:vintageaudio@csis.jp
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