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2012-10

Garrard (ガラード) Model 301(ハンマートーン) 修理・オーバーホール S:697


Garrard(ガラード)Model 301の修理にてお預かりしました。

症状
 回転トルクが低下している

所見
 モーター軸受けのオイル切れ
 アイドラ滑り大

処置
 アイドラ交換
 オーバーホール
  モーターオーバーホール
  スピンドルオーバーホール
  ブレーキパッド交換
  トランスミッションマウントゴム交換(3個)
  モーターサスペンションダンプゴム交換(6個)
  ベースマウントゴム交換(4個)
  全パーツ取り外しクリーニング(金属パーツはシリコンコーティング処理)・組み立て調整・グリスアップ

シリアル番号が3桁の、初期の製品です。もちろん、グリススピンドルのハンマートーン仕上げです。
さすがにグリススピンドルだけあって、スピンドルのガタは有りませんが、グリスの劣化が進んでいます。モーターの軸受けのオイルが無い状態で、回転時の振動も大きくなっていました。立ち上がりが遅く、シャーシにも振動が伝わって来ます。この状態では、満足なトルク・回転数は出て来ません。
また、アイドラを移動させる為にスプリングが2個用いられていますが、この製品には、2個とも同じ物が取り付けて有りました。もちろん、純正品ではありません。回転時にプーリーからアイドラを引き戻す力が大きすぎるために、接触力が低下し、余計に回転トルクが落ちています。
オーバーホール時に、このスプリングを純正品と交換しています。

モーターの回転数が若干低くなっています。これは、生産時のバラツキの範囲です。メーカーでも調整していて、プーリー直径で3種類のプーリーが用意されています。今回の製品には、他メーカーで作られた60Hz用のプーリーが取り付けられていました。お客様のご要望により、50Hz用の3種類有る最大径の純正プーリーに交換しています。

劣化部品の交換、クリーニング、各所のグリスアップを施す事により、本来の調子を取り戻しました。

今回のオーバーホールで、今後長らくご安心してお使いいただけます。

当店ではGarrard 301/401の今後も安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、Garrard 301/401のメンテナンスをご検討中の方、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
:メール:vintageaudio@csis.jp
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