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Garrard (ガラード) Model401 オーバーホール S:5989


Garrard (ガラード) Model401のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
 スピンドル軸受ガタ過大
 スピンドルスタイラスパッド天地逆
 スピンドルスタイラスパッド摩耗
 モーター軸受ガタ過大
 アイドラ滑り大
 モーター固定金具無し

処置
 オーバーホール
  モーターオーバーホール(軸受け交換)
  スピンドルオーバーホール(軸受・スタイラスパッド交換)
  アイドラ交換(リビルト品使用)
  ブレーキパッド交換
  トランスミッションマウントゴム交換(3個)
  モーターサスペンションダンプゴム交換(6個)
  ベースマウントゴム交換(4個)
  モーター固定金具取り付け
  全パーツ取り外しクリーニング(金属パーツはシリコンコーティング処理)・組み立て調整・グリスアップ
  プラッタ・モータープーリ 60Hz用→50Hz用に交換(お客様要望)

スピンドルの軸受が摩耗し、ガタが出ていました。何故かスタイラスパッドが天地逆に取り付けられていました。何故この様な事になっているのか不明です。
軸受を当店オリジナル品と交換し、スタイラスパッドも摩耗が進んでいましたので交換しています。当たり前ですが、正規の方向で組み立てています。

モーターの軸受も摩耗が進み、ガタが大きくなっています。こうなるとモーター回転時の振動が増加し、再生音に悪影響を与えます。
軸受を当店オリジナル品に交換し、中心出しを行なっています。
最近、当製品に関するホームページを見ていましたら、モーターの軸受は自動的に上下の軸受の中心が出る様に設計されていて、組み立てるだけで良いと書かれていました。私は、体験上この記述は間違いだと思います。
モーターを分解し、組み立てただけの状態で、満足な回転をするモーターはまず有りません。ロスが大きくて、100Vでは回転しますが、50V程度で回らなくなります。調整で上下の軸受の位置を合わせると、15〜20V程度でも回転します。この差がモーター自身の回転トルクの差になりますので、組み立てただけでは、元々持っているモーターの性能は出ていない事になります。この事実が上記の記述が間違っていると言える証拠だと思います。このモーターの持っている回転トルクはそんなに強くはありません。回転しているモーター軸を指で摘むと簡単に止まります。中心出しは少しでも回転トルクを向上させる必要不可欠な調整です。
確かに軸受はある位置を中心に円運動をしますが、上下同じ動きです。どちらかが水平方向に動かないと自動的に軸の中心は合いません。

アイドラの滑りが過大となっていましたので、交換しています。

今回のオーバーホールで、Garrard Model401らしい音質を取り戻していますので、安心して長期間音楽に浸っていただけると確信します。

当店ではGarrard 301/401の今後も安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、Garrard 301/401のメンテナンスをご検討中の方、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
:メール:vintageaudio@csis.jp
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