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Garrad(ガラード)301ハンマートーンって?

  • 2009-07-02 (木) 16:56
  • 雑記

Garrad(ガラード)301ハンマートーン

Garrad(ガラード)301ハンマートーン

ガラード301は1953年の発売以来様々な仕様変更を経て、ガラード401へと引き継がれます。ガラードマニアの中には、初期ハンマートーンが絶対的と言われる方が多くいらっしゃいます。市場価格もハンマートーンだと、ホワイトモデルに比較し2~3倍の価格が付けられています。実際に個体が少ないので希少価値という意味で値段が上がるという事はありますが、プレーヤーとしての価値ってどうなのでしょうか?

ハンマートーンと言えば、グリースタイプのスピンドルという事が話題になりますが、実はそれがハンマートーン仕様とホワイト仕様の決定的な違いにはなりません。事実、ホワイト仕様にもグリースタイプのスピンドルを使用している例もあります。また、ファン付きのローターが入った旧タイプのモーターもホワイト仕様にも搭載されています。

私の考える決定的な違いは、アルミ鋳物でできたシャーシにあると思います。
ハンマートーン仕様とホワイト仕様のシャーシーを比較すると、ハンマートーン仕様のシャーシの方が肉厚が薄く作られていますし、細部の作りも異なります。

■サンプルで計測したシャーシの重量です、参考までにご覧下さい。

DSCF2567 DSCF2562

  • ハンマートーン:1,125g
  • ホワイトモデル:1,330g

音質の違いについてですが、ガラード301ハンマートーン仕様⇒ホワイト仕様⇒ガラード401に進化するにつれ、その時代と共にワイドレンジ化されている事に気が付きます。ガラード401を拒絶する大きな理由がワイドレンジ(フラット化)された音質を嫌がる人だと思いますが、その流れで考えればガラード高級機タイプの中でも最もナローレンジなのがハンマートーン仕様なのです。シャーシの肉厚が薄く鳴きが多い為、色付けが多いプレーヤーともいえます。

もっと分かりやすく言えば、同じガラードの4HFやRCシリーズのチェンジャーで使用されている鉄板シャーシは盛大に鳴きます。その鳴きが厚みのあるように聴こえる中音域を作り出しています。その傾向が最もあるガラードが初期型(一般的にはハンマートーン仕様)となります。日本のヴィンテージオーディオを楽しむユーザーの多くが、色付けの多い個性的な音質を好む傾向があるので、プレーヤーも同じと言えるのかも知れません。

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※Garrard(ガラード)301の記事をWEBで検索していたら、下記のサイト(記事)を見つけました。これはホワイトモデルですが、シャーシとスピンドル(※モーターは不明)は、ハンマートーンと同じ初期型と判断できます。この様にガラード301の初期型を探されている方は、見た目に惑わされてはいけません。

澤見研究室(ガラード301グリース軸受
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